2006.03.01 Wednesday
クラッシュ
また素晴らしい映画に出会った。タイトルは、「クラッシュ」
アメリカ公開前から、予告篇を見て日本公開時には絶対見に行こうと決めていた作品。一つの車衝突事故を機に、小さなロスの町で繰り広げられる人間同士の衝突、悲しみ、喜びが無駄なく描かれてる。脚本がとても素晴らしかった。
「人間は、愛無しでは生きてはいけない。」冒頭で登場人物が語る。この映画では、ロスの小さな町で起こる小さな出来事たちがどんどん連鎖していく無残な世の中を描いている。人種差別をする白人を気嫌いする黒人、その黒人もまた、英語の話せない中国系民族を差別して・・・「でも、どんな人間でも、誰かが助けを求めているときは助けようとする。誰かが愛を欲していれば、分かち合おうとする。そういう生き物なのだ」と。
作品には、多くの人種の人々が登場する。こういう場合は日本人はいつも登場してこないことが多い。アジア人=中国人というイメージがあるのかもしれない。だからこそ、この作品を中立的な立場で見られたんだと思う。
決して暗い映画ではなく、笑える映画ではない。でも、こんなにもせつない涙を流した映画は初めてだった。世界視野ではなく、今自分が住んでいるこの街の中でも、多くの人間同士の衝突(クラッシュ)が起こっているのだと実感させられた。
この作品は、本年度アカデミー賞に作品賞を含む6部門ノミネートされている。個人的には、現代の問題をここまでリアルに描いているこの作品を是非オスカーに選びたいが・・・発表まであと5日。
アメリカ公開前から、予告篇を見て日本公開時には絶対見に行こうと決めていた作品。一つの車衝突事故を機に、小さなロスの町で繰り広げられる人間同士の衝突、悲しみ、喜びが無駄なく描かれてる。脚本がとても素晴らしかった。
「人間は、愛無しでは生きてはいけない。」冒頭で登場人物が語る。この映画では、ロスの小さな町で起こる小さな出来事たちがどんどん連鎖していく無残な世の中を描いている。人種差別をする白人を気嫌いする黒人、その黒人もまた、英語の話せない中国系民族を差別して・・・「でも、どんな人間でも、誰かが助けを求めているときは助けようとする。誰かが愛を欲していれば、分かち合おうとする。そういう生き物なのだ」と。
作品には、多くの人種の人々が登場する。こういう場合は日本人はいつも登場してこないことが多い。アジア人=中国人というイメージがあるのかもしれない。だからこそ、この作品を中立的な立場で見られたんだと思う。
決して暗い映画ではなく、笑える映画ではない。でも、こんなにもせつない涙を流した映画は初めてだった。世界視野ではなく、今自分が住んでいるこの街の中でも、多くの人間同士の衝突(クラッシュ)が起こっているのだと実感させられた。
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