君という名の未来へ
君という名の未来へ (JUGEMレビュー »)
ナシル
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あたたかさ
 最近、祖母が病院に入院した。っといっても、病気でではない。病院にいれば、何が起きても安心。ただそれだけが理由だ。(実は、今フジテレビでやってる「N'sあおい」のメインの撮影場所になってる病院だったりする)
祖父は毎日、祖母の様子を見るために病院へ行き、テキパキと周りの整理をして、病室にいるほかの患者さんにも評判がいい。

 この前、祖父がぎっくり腰になって、祖母のお見舞いに行けなくなってしまった。大丈夫かと、祖父の様子を見に行ったら、至って元気。一人で料理を作っていたくらいだ。しばらくして、祖父が僕にこんな事を言った。
「ばあばあ(祖母)に指輪を買ってあげたいんだよ。今まで買ってあげられなかったから。」
祖父は、終戦後から消防署長や、町役場の助役として働き、70歳近くまで働いていた為か、指輪を買ってあげられる時間もなかったようだ。
 今まで、戦争のときの話や、仕事の話しか聴いてこなかった自分にとって、祖父は威厳のある人間のイメージしかなかった。ふともらした、祖父のこの言葉は、なぜか深く心にしみるものがあった。

 その後、母と一緒に祖母のお見舞いに行ったときは、いつも強気で負けん気の強い祖母でも、「じいじいに会えないのが寂しい」って本音をもらしていた。母が祖母に、「じいじいが指輪をあげたいって言ってたわよ」と言った。祖母は、それを聞いて少し微笑んだ顔を見せていた。母が、「買おうと思ったらいつでも買えたでしょ?生活費だけじゃなくて、給料全部ばあばあに渡してたんだから。」という問いに、祖母は「私はじいじいが選んだ指輪をしたいから。」と返答していた。
 このやりとりを、ベッドの脇で見ながら、人間のあたたかさを感じた。今まで、祖父と祖母が離れて何ヶ月も暮らす様子を見たことがなかったせいか、今二人の姿を見ていると、人生の相方って本当に大切なんだな、という事に気づかされた。いくつになっても、愛せる相手がいるということ、誰かを思えるということ、それが人生で一番の幸せなのかもしれない。
| column | 04:56 | comments(0) | trackbacks(1) |
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 何度もこのブログで登場しているドラマ、「ドーソンズクリーク」。たぶん、自分が今まで見てきた中で一番の傑作ではないかと思う。それは、脚本に描かれている登場人物のセリフがとても美しいからだろうな、って思う。  今日は、その中で、最近見たエピソードで一番感動
| っぽい? | 2006/01/18 5:06 AM |